賃貸物件の探し方

賃貸住宅を探すときに心得ておきたいこと

就職や転職、住み替えなどをきっかけに新しい賃貸住宅へ引越すことが決まったら、まず第一歩となるのが何といっても部屋探し。建物の外観や部屋の雰囲気がオシャレで良かったからと、ただ一時的な衝動で賃貸契約をしてしまうと、住んでから「周囲の騒音がうるさくて眠れない!」「北向きの部屋で洗濯物が乾きにくい!」なんてことになってしまうかも知れません。

住環境が良くなければ、毎日の生活に支障が出てストレスを感じることもあります。ですから、建物や部屋の見た目だけで物件を決めてしまうのではなく、家賃や周囲の環境、日当たりなど、様々な最低限必要な条件を決めてから下見に行くことが大切です。複数の賃貸住宅を比較検討して、納得のいく賃貸住宅を見つけてこそ、快適な暮らしを手に入れることができます。

家賃・周囲の環境・日当たりの希望条件の決め方のコツ

賃貸住宅を探すときは、家賃や周囲の環境、日当たりなどの条件を具体的に決めておくと、物件の情報誌やサイトを利用する際に効率よく理想の部屋を見つけることができます。生活する上でかかる費用は家賃以外にも食費や光熱費、電話代なども発生します。家計を圧迫しないためには、毎月の家賃は収入の3分の1以下を目安にするとよいです。

周囲の環境は最寄り駅からの距離や、買い物施設などの便利な施設があるかどうかを確認します。通勤や通学の快適さを求めるなら、最寄り駅から15分以内のエリアを選ぶとよいでしょう。周囲に繁華街や工場などがあれば、騒音に悩まされることもあるので生活に悪影響になりそうな施設はないか確認しておきます。日当たりは、一般的に南向きが一番明るくて日がよく入り、北向きは一日中日が当たらないため、暗くて冬は寒いのが特徴。部屋の方角により冷暖房代も変わるため、日当たりも意識しながら条件を絞っていくとよいです。